石清水祭り

石清水祭りの行事や由来を紹介しています。京都の穴場の祭です。

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石清水祭りとは

行事:石清水祭り
日程:9月15日(金)2:00~
場所:石清水八幡宮

見所:石清水八幡宮は、九州の宇佐神宮、関東の鶴岡八幡宮とともに

日本三大八幡の一つにあげられている神社です。

社名は、男山の中腹に湧き出ている霊泉「石清水」に因んだもので

全国屈指の厄除けの神社として知られています。

また、創建以来公家と武家の信仰が篤く、とりわけ清和源氏が氏神と

崇めたことから、必勝の神社としても知られています。

清和源氏の流れをくむ徳川家も信仰をよせ、現社殿は三代徳川家光の

造営で国宝に指定されています。

そこで行われる石清水祭りと、、賀茂祭(葵祭)、奈良・春日大社の

春日祭の三つを三大勅祭といいます。

勅祭とは神社に天皇の使者(勅使)が派遣されて行われる祭りのことです。

儀式は2:00から始まり、3:00からの神幸行列は3基の御鳳輦(ごほうれん)に

総勢500余人のお供が付き添い、平安の王朝絵巻を見ているかのようです。

9:00頃からは魚は川に、鳥は空に放って生きとし生けるものの

平安の幸福を祈りつつ放生行事が行われます。

貞観5(863)年から始まり、平安の古式を今に伝える祭は

国家の安泰と国民の繁栄幸福を祈念する重要な祭なのです。

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