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行事内容
初秋の調べ 萩まつり
日程:9月23日(土)・24日(日)10:00~
場所:梨木神社
見所
万葉集に詠まれた植物の中で最も多いのが、優美で可憐な萩(ハギ)の花です。
その萩の名所で「萩の宮」と呼ばれるのが梨木神社です。
境内には萩が咲き誇り、古今を通じて和歌が詠まれてきました。
梨木神社は、明治18年(1885)に三條実万を祭神として創建されました。
もともと境内辺りは、明治までは公家屋敷が立ち並び
西側の京都御所との間にある梨木通りは、朝夕参内する公卿たちの
参内道として使われていました。
また、江戸時代に後期の国学者で雨月物語の著者である上田秋成翁や
日本最初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士の歌碑が建立されています。
社殿に続く参堂の両脇に咲く、約500株の萩が見頃を迎えると
萩まつりの神事や行事が行われます。
弓術や神楽、狂言などが奉納され、祭りは大勢の人で賑わいます。
梨木神社には京都三名水の一つ「染井の水」があり
萩まつりのお茶席ではこの染井の水が使われます。