京都 針供養 労をねぎらう

針供養は京都だけではなく 古くから日本各地で行われている
伝統行事です。
昔の女性にとって針仕事は欠かすことのできない
大切な仕事でありました。

だからこそ 長年使っていた針が 折れたり曲がったりした時には
そのまま処分せずに これまでの労をねぎらい 感謝を込めて
針供養が行われるようになり
その風習が今も各地で受け継がれています。

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各地方にもよりますが 一般的な針供養としては
コンニャクや豆腐などの柔らかいものに刺して寺社に奉納します。
京都はコンニャクを使うところが多いです。

針供養はおもに 2月8日・12月8日に行われます。
事八日(ことようか)の行事のひとつです。
この2月8日と12月8日は「事始め」「事納め」と呼びます。
どちらの日が事始めか地方により異なります。

※2月8日が事始めなら12月8日が事納めになります。
※12月8日が事始めなら2月8日が事納めになります。

事八日の「事」は神事や祭事を表しています。

【京都 針供養】が行われるおもなところ

幡枝八幡宮(はたえだはちまんぐう)・・075-791-3576
京都市左京区岩倉幡枝町1118

武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)・・075-841-3023
京都市中京区今新在家西町38

法輪寺(法輪寺)・・075-861-0069
 京都市西京区嵐山虚空蔵山町68−3

護王神社(ごおうじんじゃ)・・075-441-5458
京都市上京区
烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385

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