酒飯論

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181129酒飯論絵巻
毎度毎度終わってからのお知らせで申し訳ないけど(いつもギリギリに行くので)、茶道資料館でやってた「酒飯論絵巻-ようこそ中世日本の宴の席へ-」を見てきた。室町時代から描かれ、酒が好きな「造酒正糟屋朝臣長持(みきのかみかすやのあそんながもち)」、飯と茶を好む「飯室律師好飯(いいむろりっしこうはん)」、酒も飯もほどほどを良しとする「中左衛門大夫中原仲成(ちゅうざえもんのたいふなかはらのなかなり)」の三人が、「わしの好きなものが一番ぢゃ」と語り合う絵巻物だ。
時代を経て描き写され、原型から描写がかなり変わっている(くずれている)絵巻もあったけど、それだけ長い時代にわたって描き継がれてきたというのは、やはり酒食というのは興味をそそられるテーマやから。詳細に描かれた宴会とその準備風景から、昔の食事情がようわかって面白かった。酒の女房詞である「ささ」にかけて酒好きの着物の柄が笹やったり、この時代は飲み過ぎてリバースも座興の一つやったり(後年の描写ではゲロシーンはなくなっている。汚いという感覚が生じたためか?)。
当時から実に様々なものが食されていたことに驚くが、今も昔も酒飲みって変わらんね。呈茶のお部屋にご飯・お酒マトリクスがかけてあり、好きな一にシールを貼れるようになっていたのがお茶目。もちろん私は「酒が好き-とても」のところにぺったんしてきたけど、意外にここのシールが多かったように思う。お茶にお酒はつきものなので、どっちもイケる人って多いんやね。

Source: 京都・町家ぐらし

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