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下鴨神社 みたらし祭
平成30年(2018)、
7月20日~7月29日まで行われました。
御手洗祭(足つけ神事)の由来
御手洗池の「井上社」に祀られている
瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)は
罪、穢(けがれ)を祓い除く神様なので、
昔から、土用の丑の日に
井上社の前にある
御手洗池に足をつけ、
ろうそくをお供えして、
その後、
ご神水をいただくと、
病気にならず延命長寿の
ご利益があるといわれています。
井上社は元々
井戸の上に祀られたことから
井上社と呼ばれるようになりました。
別名が「御手洗社」。
井上社の井戸から湧き出る水が
井上社の前にある御手洗池を
満たしています。
ただ、
”御手洗池”といわれていますが、
実際には、
井上社の井戸から湧き出る水が
流れをつくり
川のようになっています。
足つけ神事
では、実際に行ってみましょう。
下鴨神社の楼門をくぐり
まずは、
本殿にお参りしましょう。
楼門をくぐった右側に
履物をぬぐところがあります。
灯明料300円を支払い
御手洗池へと向かいます。
御手洗池へのスロープが
設置されています。
大人の膝下辺りまでの水深があります。
思ったより深いですね。
そこかしこから
「冷たい!!」
っていう声が聞こえてきます。
足をつけたばかりの時は
かなり冷たく感じました。
さすが湧水ですね。
御手洗池の周りに
灯明台が設置されています。
その灯明台に
ろうそくをお供えします。
お供えが終わったら
御手洗池から上がります。
足を拭いて
履物をはく場所があります。
日陰になっていますので、
ここで一休みするのも良いですね。
次に、ご神水をいただきます。
神社の方が、
双葉葵の紋が入った器に
ご神水を入れてくれます。
今年の京都は特に暑く、
御手洗祭に行った日も
かなり暑かったので、
めちゃめちゃ美味しかったです。
この時、
ペットボトルや水筒を持っていれば
ご神水を入れて
持ち帰ることもできます。
もちろん、
ご神水を持ち帰りました!
井上社
足つけ神事の後は、
井上社 にお詣りします。
足に不安のある人は、
初穂料500円で、
健脚を祈願することもできます。
京の七不思議
先に、
御手洗池の水深は、
大人の膝下辺りと書きました。
実は御手洗池、
普段こんなに水深はありません。
5月頃の御手洗池は下記です。
これが、
御手洗祭のときにはこうなります。
御手洗祭は、
土用の丑の日の前後5日間で行われます。
普段は、
井上社の下から湧き出る
水量も少ないんですが、
土用の丑の日が近づくにつれ
水量が増してくるらしいのです。
不思議です。
このことが、
「京の七不思議」のひとつ
とされています。
みたらし団子発祥の地
御手洗池の地底から
自然に吹き上がった
水泡をかたどったものが
「みたらし団子」
の発祥と伝えられています。
鴨の神石(かみいし)
御手洗池から採れた黒い小石は、
特に子供の「かん虫ふうじの神石」
として昔から信仰され、
御手洗祭が行われている間
持ち帰ることができます。
毎年、取り換え取り替え
新しくいただくことを風習としています。
御手洗祭にくる人たちも子供連れが多く、
小さい赤ん坊のころに、
かん虫ふうじの神石を持って帰り、
それから毎年来ているんでしょうね。
水みくじ
神石の授与する場所を過ぎると
「水みくじ」をする所があります。
水に浸すと、
文字が浮き出てきます。
所在地 : 京都府 京都市左京区下鴨泉川町59
電話 : 075 - 781 - 0010
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Source: 京都 ブログ ガイド