幽玄の舞 京都薪能


京都の初夏、毎年6月1日、2日に平安神宮で行われる伝統行事 薪能(たきぎのう)。

昭和25年に、古都奈良の薪御能に習って始められました。
当時、既に4,000名という大勢の入場者で境内は埋め尽くされました。
それ以来、京都薪能は夏の風物詩として定着しました。

夕闇が迫る頃、篝火(かがりび)がたかれる中平安神宮の社殿がライトアップされ
特設の能舞台が浮かび上がります。

荘厳(そうごん)な雰囲気の中、観世、金剛、大蔵の各流派のベテランの
演技が繰り広げられます。
同時に狂言も演じられ、文化財に指定された社殿に囲まれ、いにしえの世界にタイムトラベルしたかのような厳かな雰囲気の中、たっぷりと薪能を堪能することが出来ます。

薪能の前売り券は4,000円、当日券は5,000円となります。

詳しくは>>>京都能楽会

京都駅より市バス5系統か洛バス100号系統で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」で下車し
北へ向かって徒歩5分で着きます。
バス停の前には平安神宮の大鳥居が聳え、奥には応天門が見えます。

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