京都 真如堂 涅槃図公開

●場所:真如堂[真正極楽寺しんしょうごくらくじ]
●日時:2017年3月1日(水)~4月2日(日)9:00~15:45(受付終了)
●料金:600円(拝観料、花供曽あられ代込)

江戸中期に建立された真如堂。
本堂が大きなことでも知られていますが、その真如堂で涅槃図(ねはんず)が公開されます。

涅槃図は宝永6年(1709年)浄土門の高僧、厭求や海北友賢が描いたものです。
実に大きさは縦が6メートル、横4メートル、スケールは大きさのみならず
そこには極彩色に彩られた涅槃図に多くの動物、魚、昆虫などが釈迦の死を悼んでいる様子が描かれています。

その動物たちの種類が127種類。涅槃図の中でもその絵が描かれた動物、魚、昆虫の種類は
日本一と言われています。

涅槃図を拝観した方には「花供曽あられ」というものが配られます。
黒砂糖をからめた甘味のあるあられで、もともとは正月に本尊に供えられた鏡餅を
下げたものを細かく刻んで食べたものでありました。
今では京都の和菓子店のあられが使われています。

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