京都法輪寺の針供養

京都観光で有名な嵐山ですが、その中腹付近に法輪寺というお寺があります。
法輪寺は長い歴史があり、清少納言の「枕草子」では京都の代表的な寺院として
挙げられています。

この法輪寺では、毎年2月8日と12月8日(13:00~)に「針供養」が行われます。
今まで一生懸命に働いてくれた針を供養する行事です。
古くなった針や折れた針を大きなコンニャクにさして休んでもらうという
供養を行います。

また、同時に裁縫の上達も祈願します。
裁縫関連の仕事をされている方もたくさん参拝されます。

ちなみにこの針供養のはじまりは、皇室で使用されていた針を供養せよとの
天皇の命によってはじまったと言われています。

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