京都の有名な観光名所 金閣寺の正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)と言います。
金閣寺の始まりは、室町幕府三代将軍足利義満が
この地に来た山荘山殿として作った事が始まりと言われています。
特徴は三階建てで出来ており、舎利殿は建築様式がすべて異なっているところです。
このことから日本だけでなく、世界でも有名で各国からも評価の高い
建造物になっています。
また、舎利殿が金色のことから「金閣寺」と名づけられました。
建物はいたってシンプルなのですが、すべて金色で出来ているため
存在感があります。
では、金閣寺の見所を紹介します。
まずは、舎利殿です。1950年に一度火事で全焼してしまったのですが、
現在の姿は1955年に再築されたものです。
三層までそれぞれ様式が違うため、是非中に入って確認して欲しいところです。
2つ目は、夕佳亭です。これは江戸時代の住職が後水尾上皇を迎えるために
造らせたとされる茶屋です。
内部の作りは現代の茶室の基本なので一度見比べてみるとおもしろいです。
3つ目は鏡湖池です。池に金閣寺が映るのですが、逆さ金閣と言われ、
その美しさから人気があります。
また、景色も美しく、様々な価値の石が配置されているのが
情緒ある風景をかもし出しています。
4つ目は、陸舟の松です。樹齢は600年と言われ、歴史を感じる事が出来る松です。
足利義満の盆栽を移し、本人によって手植えと伝えられています。
とても美しい形から京都三松として知られています。
金閣寺の紅葉は見もので黄金に輝く金閣寺をバックに真紅に染まったモミジは
美しく京の秋を感じ趣があります。
また、雪に覆われた金閣寺も絶景です。
一面が真っ白なため、幻想的でしとやかな雰囲気を味わえます。
冬に京都に訪れた際には一度見て欲しいところです。
このように金閣寺は、四季により姿を替え私たちの目を楽しませてくれます。
金閣寺は京都では1位、2位を争うほど有名な観光地で海外からのたくさんの
観光客で賑わいます。
金閣寺周辺には安産のご利益で有名なわら天神宮や平野神社があります。
わら天神宮は腹帯や赤ちゃんの産着を授かりに妊婦さんが拝観されます。
平野神社は桜のシーズンになるとたくさんの露店が出店し特に夜桜を鑑賞するのに
多くの人々が訪れる観光スポットです。
そして帰り際には、京都定番の和スイーツ店もありいっぷくするのも良いでしょう。
心穏やかな時間が流れ明日への活力の充電となる事と思います。
