京の街をゆっくりとお散歩するコースもいいものです。
京都を何度か訪れている人にはあまり大きな移動をせずに
ゆっくりとした観光をしていただきたいと思います。
そこで一例なのですがこんなプランはいかがでしょうか。
まずは仏像に会いに行き次に日本の文化を観賞して
一流ホテルのランチを食べて庭をゆっくりと堪能する
3か所をめぐるコースです。近いので移動も徒歩ですよ。
さてまず最初は定番とも言えるところなんですが
私は何度見ても飽きずに感動するところです。
それは三十三間堂です。京阪七条駅から東へ徒歩5分
または京都駅からバスで三十三間堂前下車で着きます。
ここの素晴らしさは何と言っても千手観音ですね。
三十三間ある長~いお堂の中に真ん中に阿弥陀さんと
整然と並ぶ千体の観音さん。
うす暗い空間にしっとりとした空気が流れていて
思わず合掌している自分がいるのに気が付きます。
ここで心を清められて次へと向かいます。
それは七条通りを隔てて向かいにある京都国立博物館です。
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ここの平成知新館は昨年の9月に建て替えられて
リニューアルオープンしました。展示もゆったりとしていて
とても気持ち良く観賞できる博物館です。
展示物はその時々で変わりますが、おすすめは1Fの
大きな金色の金剛寺の大日如来坐像ですね。
こんな素晴らしい仏像を真直に見ることができるのは圧巻です。
旧石器時代の石器から始まる日本の文化をゆっくりと見てまわるのも
贅沢な時間です。
そして楽しみのランチは何とこの博物館の
レストランでいただきます。実はここのレストランは
向かいにあるハイアットリージェンシーのレストランなんですよ。
でもメニューは博物館オリジナルになっているんですね。
おすすめは2000円のランチで簡単なコースになっていて
天気がよければ庭のオープンテラスでいただくのがベストです。
デザートのスウィーツとコーヒーは量もしっかりあって
おいしいのはもちろん嬉しくなってしまいます。
ここは長谷川等伯の襖絵で有名ですが
それよりもゆっくりとできる庭がいいですね。
私なんか3時間くらいボ~っとゆっくりしています。
ぜひ私がおすすめするゆったりコースをお試しください。