京都の初夏 葵祭2017/葵祭の歴史


葵祭
は京都の賀茂神社の例祭で、正式名称を賀茂祭といいます。
賀茂神社とは賀茂御祖宮神社と賀茂別雷神社の総称のことをいいます。

葵祭は源氏物語にも描かれているお祭りで、貴族の祭りとして
旧暦4月の第2回目の酉の日に行われていました。
しかし、応仁の乱以降に一時開催されなくなって、江戸時代に一旦は復活しますが
再び明治時代には開催されなくなりました。

そして、第二次世界大戦後の1953年に行粧が復活し
1956年に、斎王に変わる斎王代の女人行列がとり行われるようになり
現在では毎年5月15日に行われるようになっています。
葵祭は祇園祭、時代祭とともに京都の三大祭の一つとされています。
そして、石清水八幡宮の岩清水祭と、春日大社の春日祭とあわせて三勅祭とも
されているお祭りです。

・斎王と斎王代について
斎王(さいおう)とは祭祀に奉仕した未婚の皇女のことをいいます。
斎王の制度は810年から賀茂祭で始まった齋院が始まりと言われています。

天皇陛下が即位すると斎王は占いで選出されました。
そしてその天皇が譲位したり、崩御するまでその役割を果たしたとされています。

しかし、斎王の制度は鎌倉時代には途絶え、その後、1956年に斎王代として
復活を遂げました。斎王代とは斎王の代わりをする人のことで、皇女ではなく
一般人から選ばれ、大学生などが選ばれたりしています。

・葵祭の見どころ
葵祭は初夏の京都を楽しめるお祭りです。

葵祭の見どころは何といっても路頭の儀です。
平安貴族大行列が約5時間かけて、8kmの道のりを歩き、葵祭のヒロインである
斎王代、勅使や検非違使、内蔵使、山城使、風流傘、牛車など500名を超える
人々の列に馬が36頭、牛が4頭、牛車が2台、そして輿が1台という風雅な
王朝行列を観ることができます。

全席指定の有料観覧席(2500円)がメインスポットには設けられ、目の前を
鮮やかな行列が通る風情にあふれたお祭りの景色が楽しめます。

・葵祭のスケジュール
路頭の儀の行列は、10時30分に京都御所の堺町御門を出発します。
そして、丸太町通りを西へ進んで、河原町通りを北上します。

出町柳の出町橋を渡る様子は、平安時代の雰囲気を彷彿させるとても印象的な
行列の様子を楽しめます。そして、11:40に下鴨神社に到着します。

そして、社頭の儀が12:00~14:00の間に行われ、この儀は、葵祭の行列が
上下両社に到着した際、それぞれの社頭で行われる儀式のことを言います。
この儀では勅使が御祭文を奏上したり、御幣物の奉納が行われます。
みやびな雰囲気のある儀式です。

続いて、14:20に下鴨神社を出発して北上、北大路通りを西へ進んで
15時頃賀茂川堤を通過して加茂街道を進みます。

加茂街道から御薗橋を渡って、行列は上賀茂神社に15:30くらいに毎年到着するように
なります。上賀茂神社には有料観覧席が設けられていますので、観覧席を
利用するとスムーズに見学できます。

葵祭当日だけでなく、前儀も見どころがたくさんあります。
例えば、5月4日に行われる斎王代禊の儀では、斎王代をはじめとして
女人列に参列する女性たちが下鴨神社の御手洗川で身を清める行事です。

この行事は隔年で下鴨神社と上賀茂神社で行われ、今年は下鴨神社で
行われるようになります。
5月12日の御蔭祭も見どころです。前儀の中で最も有名な大規模な行事です。
比叡山麓に位置する御蔭神社から、新たに生まれた下鴨神社の御祭神の荒御魂が
下鴨神社へ運ばれる際の儀式です。


このように葵祭は平安時代から行われてきた貴族のお祭りで
途中何度か中断されながら現代に受け継がれている日本の伝統的なお祭りです。
毎年スケジュールなどは決まっており、斎王代をはじめとする女性たちの美しさや
伝統的な行列などが楽しめます。

スポンサーリンク
リニア中央新幹線
お坊さん便
後からの追加料金がいらず 安心して法事法要時に依頼できると 好評です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加